*Pkmn設定 | カロス
■伝説・幻
「わたくしの力がお役に立てばよいのですが」
みそぎ ―Misogi(禊)―
ゼルネアス | 性格:てれや | 特性:フェアリーオーラ
一人称:わたくし/二人称:あなた | ボール:ゴージャスボール
▼詳細
カロス地方に伝えられる生命と再生を司る存在。寿命が尽きかけると周囲に命を分け与えたあと、樹木の姿となり1000年の眠りにつく。この性質からイベルタル――はらえの命を吸う性質を相殺できるのではないかと考えているが、当人の性格のせいではらえとうまく話すことができず、実践できてはいない。当のはらえには監視のためと勘違いされるなど、一向に距離は縮まらない。樹木の姿になったあとも僅かにフェアリーオーラを放ち続けており、メルが感じていた“何か”はそのオーラ。みそぎの方もメルがオーラを受け取ったことに気づいており、フレア団の計画に利用されそうになったことで、それとなく自身の元へと導いていた。メルにフレア団基地から助け出されたあとは彼女の旅に同行している。
▼関係
- *メル --「はらえと仲よくなるにはどうすればよいのでしょうか……」
- //行動をともしているトレーナー。よく相談に乗ってもらっている。
- *はらえイベルタル --「はらえ、その……何か困ったことはありませんか?」
- //同じくカロス地方で伝えられている存在。もっと仲よくなりたいのだが……。
- *くさびジガルデ
- //監視者。存在は知っているが、直接対話したことはない。
「みんながこの力を怖がるのは仕方のないことだもの」
はらえ ―Harae(祓)―
イベルタル | 性格:きまぐれ | 特性:ダークオーラ
一人:わたし/二人称:きみ | ボール:ダークボール
▼詳細
カロス地方に伝えられる破壊を司る存在。寿命が尽きかけると周囲の生き物の命を吸い尽くしたあと、繭の姿となり1000年の眠りにつく。この性質から自身が恐れられていることも理解しており、ゼルネアス――みそぎが何かと構ってくるのも、生命と再生を司る者として釘を刺されているのだと思いこんでいる。本音ではみそぎとも仲よくなりたいが、自身の性質から諦めている。フレア団の計画に利用されそうになったところをルルに助けられ、自身の性質を知っても恐れずに接してくれる彼女に懐いている。▼関係
- *ルル --「ルルはわたしを怖がらないのね」
- //行動をともしているトレーナー。自分の性質を知った上で怖がらない変わった人間。
- *みそぎゼルネアス --「心配しなくても、しばらくは命を吸ったりしないから」
- //同じくカロス地方で伝えられている存在。恐らく監視されている。
- *くさびジガルデ
- //監視者。存在は知っているが、直接対話したことはない。
「生態系の秩序を脅かすその行動は見過ごせませんので」
くさび ―Kusabi(楔)―
ジガルデ | 性格:のうてんき | 特性:オーラブレイク
一人称:わたし/二人称:あなた
▼詳細
終の洞窟の奥にてカロス地方の生態系を監視する、秩序を司る存在。生態系が崩れた際に姿を現すと言われ、普段は「律(りつ)の巫子」たちを通じて地上の様子を探っている。3000年前に“最終兵器”が使われた際にも姿を現し、そこで出会ったアコニと協力関係を結んだ。時を経て何者かが再び“最終兵器”を稼働させようとしていることを察知し、アコニや巫子たちとともに水面下で動いていたが、ルルとメルの活躍によりフレア団の計画が潰えたことで表に出ることはなかった。▼SM-USM
▼関係
- *アコニ --「アコニにはよく働いてもらっていますよ」
- //協力者。宮廷に仕えていただけあって情報収集の手際もいい。
- *みそぎゼルネアス/はらえイベルタル
- //要監視対象。性質のことは置いておいても、一向に距離が縮まらなくてやきもきする。
- *みつる★ゼルネアス/ちぎり★イベルタル --「いちゃつくのなら他所で……と言えないところが頭が痛いですね」
- //要監視対象・2。監視のついでに協力してもらっているが、ちょっと仲よくなりすぎでは?
- *はしらジガルデ
- //アローラ地方へ出向いている同一体。
「過ぎた生命の力もまた、毒になり得るのです」
みつる ―Mituru(盈)―
★ゼルネアス | 性格:さみしがり | 特性:フェアリーオーラ
一人称:わたくし/二人称:あなた
▼詳細
カロス地方に伝えられる生命と再生を司る存在。本来ならばみそぎと交互に活動するはずだったが、イベルタル――ちぎりと出会ったことで互いに性質を補い合えることに気づき、「ちぎりから離れない」という条件つきで眠りにつく必要がなくなった。現在はくさびの監視下に置かれ、ついでに彼を手伝っている。眠らなくなったことで「命を分け与える力」が常に発動しており、当人は制御不能なこの力を過剰に恐れている。そのため、外に出たがるちぎりとは対象的にくさびの領域から出ようとはせず、ちぎりが側にいなくなるとおろおろしてしまう。
▼関係
- *ちぎり★イベルタル --「ちぎり、どこへ行くのですか? その、わたくしからあまり離れては……」
- //同じくカロス地方で伝えられている存在。性質を補い合っている。
- *くさびジガルデ[-さま] --「むしろくさびさまに監視されていた方が安心できるので……」
- //監視者。独りきりにならない、という意味では監視されている方が落ちつく。
- *みそぎゼルネアス
- //同族。本来ならば同時期に活動するはずのない存在なため、特に接点はない。
「大丈夫ですよ、今はおつまみ程度にしていますから」
ちぎり ―Chigiri(契)―
★イベルタル | 性格:むじゃき | 特性:ダークオーラ
一人称:わたし/二人称:あなた
▼詳細
カロス地方に伝えられる破壊を司る存在。本来ならばはらえと交互に活動するはずだったが、ゼルネアス――みつると出会ったことで互いに性質を補い合えることに気づき、「みつるから離れない」という条件つきで眠りにつく必要がなくなった。現在はくさびの監視下に置かれ、ついでに彼を手伝っている。眠らなくなったことで「命を吸う力」が常に発動しているが、ある程度制御するコツを掴んだらしく、みつるの命の力以外はなるべく吸わないようにしている……と言いつつ、美味しそうな相手を見かけると少しだけ吸うこともある。自身が恐れられる存在であることを自覚しているため、くさびの領域の外へは夜以外は出ないようにしている。
▼関係
- *みつる★ゼルネアス --「みつるは与える者であるはずなのに、ずいぶんと自分の力を怖がるのですね」
- //同じくカロス地方で伝えられている存在。性質を補い合っている。
- *くさびジガルデ[-さま] --「つまりは無闇に命を吸わなければよいのでしょう?」
- //監視者。大層な肩書きを持つ割には意外とゆるいし、嫌な感じはしない。
- *はらえイベルタル
- //同族。本来ならば同時期に活動するはずのない存在なため、特に接点はない。
「危ねえから少し離れてな」
テーレ ―Terre―
ボルケニオン | 性格:れいせい | 特性:ちょすい
一人称:オレ/二人称:アンタ
▼詳細
カロス地方の南西部にて国造りの神として崇められている存在。水を取りこむことで体内の器官で水蒸気を作り出すことができ、それにより引き起こされる大爆発の威力は非常に強力。温度を調整することで周囲に霧を発生させることもでき、普段はそうすることで極力他者の目に触れないようにしている。その地形をも変えるほどの力からくさびに警戒されており、有事の際は手を貸すという誓約を交わすことで距離を保っている。少々口が悪いが面倒見はいいタイプで、“最終兵器”によりカロスの地が荒廃した際も周囲のポケモンたちを保護するなど、くさびとともに復興に尽力した。他の地方に出向くこともあり、各地で彼の姿を捉えた秘蔵映像が存在するとかしないとか。