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Side : HERO
「とりあえずぶち込んどけばいいんだよね?」
テイル
 ―Tail―
テイル・トワイライト(Tail Twilight)
女 / ウサギとキツネのハーフ / 10代半ば
一人称:私

ウサギの父とキツネの母を持つ、混種の少女。父が魔法使いであるため、少しだけ魔法が使える。
父の知り合いの魔法使いの元で暮らしていたが独り立ちし、現在はネオンの家の一角を借りて暮らしている。
長らく外界と隔てられた場所で育ったため少々世間に疎く、突拍子のない行動を取ることも多い。
共に育て親の元で暮らしていたダークのことは姉のように思っている。育て親の影響か甘味好きで、甘味屋巡りが趣味。
常に身に着けているブローチは幼い頃に父にもらった大切なもの。


「私がいる限り、この街で勝手なことはさせない!」
ネオン
 ―Neon―
ネオン・ライト(Neon Light)
女 / キツネ / 10代半ば
一人称:私

「ネオンシティ」の自治部隊『ブリリアント部隊』に属する少女。最年少で隊長の位を任されている実力者。
正義感が強く、悪は見過ごせない真面目な性格で、しばしば自由なハープに振り回されている。
体術に優れた家系だが、本人は体術があまり得意ではなく、独自の槍術を扱っている。
一時期はそのことがコンプレックスとなっていたが、現在では割り切っている。
詳細
七大名家の一・ライト家の令嬢であり、母は『ブリリアント部隊』の創設者かつ現総帥。
才能に恵まれなかった姉に代わり、街を背負うべく英才教育を施されたエリートで、次期ネオンシティ市長の最有力候補。
周りに認められることを嬉しく思っている反面、姉を差し置いて家を継ぐことは内心複雑。
緊急時には『ブリリアント部隊』の総帥代理として指示を出す権限を与えられている者の1人。


「未知なるものが私を呼んでいるわっ!」
ハープ
 ―Harp―
ハープ・ミント(Harp Mint)
女 / ハリネズミ / 10代後半
一人称:私

天才科学者を自称する少女。『ブリリアント部隊』の一員としてネオンを手伝っている。
常に自分の世界に浸りがちで、いつも部屋に籠もっては様々な研究をしている。機械類には強い。
拠点の地下を勝手にラボに改造するなど、自由な振る舞いで度々ネオンの頭を悩ませている。
見た目はハリネズミの少女だが、ほんの少しネコの血が混ざっている。
詳細
ミント家は元々宝石の類を扱っていた5本指に入る貴族だが、その存在を邪魔に思ったクリーミー家の策略にはまり、名家としての地位を追われてしまった。当時まだ幼かったハープは、よく分からないままにネオンの家に預けられた。
ハープがブリリアント部隊に力を貸しているのは当時の事件の真相を暴くためという理由も大きい。
家系的に「重力」を少しだけ操る能力を持っているが、あまり好んでいないため、表だって使うことはほとんどない。


「私の役目はこの世界を見守ることだから……」
ナッツ
 ―Nuts―
女 / ハリモグラ / 外見10代前半
一人称:私

『イデアクリスタル』と呼ばれる輝石を探している少女。幼めの外見の割に大人びている。
右腕に守護神『ククル』との契約印があり、これを介することで彼と会話をしたり、短時間ならば召喚することもできる。
かつて存在したナックルズ族の出身だが、ククルとの契約時に「未来」を差し出したため、本人曰く「ナックルズ族の生き残りと言うには語弊がある」とのこと。
過去
本名は「チチェン(Chichen)」。その穏やかな性格から武闘派の父とは反りが合わず、平穏派に属していた。
平穏派の一族であるセノーテ族の次期族長候補・オシュとは似た者同士意気投合していたが、セノーテ族と関わることはよく思われず、ナックルズ族内では孤立気味だった。

カオスの暴走の際には集落から逃げ出すことに成功し、助けを求めてセノーテ族の里に逃げ込んだが、カオスの暴走の余波でセノーテ族の秘宝『イデアクリスタル』も暴走しつつあった。
チチェンは『イデアクリスタル』の守護神『ククル』の力を借りるために神殿へ向かったオシュを追い、最奥部でククルに訴えかけるオシュを発見する。しかし、怪我を負ったオシュでは『イデアクリスタル』を安定させるだけの力は残っていなかった。
そんなオシュの姿を見たチチェンはククルに自らの力も使うように申し出、その意志を汲み取ったククルはチチェンの「未来」とオシュの最後の力を使うことで『イデアクリスタル』の暴走を抑え、お互いが干渉しないように四方へと飛ばしたのだった。

以来、チチェンはオシュの意志を継ぎ、「ナッツ」として生き残った一族の繁栄を見守っている。

Side : DARK
「私は……どうすればいいのだろうか」
ダーク
 ―Dark―
女 / キツネ / 外見10代半ば
一人称:私

魔族の血を引く少女。テイルとは同じ親代わりの元で育ち、妹のように思っている。
幼い頃の記憶がなく、本人も自身の存在に疑問を抱き、真相を突き止めようとしている。
『天魔の争』を知る者からは争の発端者に似ていると言われることが多いが……?
詳細
その正体は『天魔の争』の発端となった存在・ブラッドが消滅した後に転生した姿。
ダーク本人はその記憶もなく、力の大半も失われてしまっているため、その意識は全くない。
ブラッドはとある魔族を召喚し取り込もうとしたが失敗、その結果、半端に魔族の力を持った「ダーク」という存在になった。

転生前の本名は「ブラッド・デイライト(Blood Daylight)」。テイルの母・パステルとは友人だった。
記憶を失い転生した彼女に今の名をつけ、育て親の魔法使いに預けたのはパステルである。


「私は何があってもあの子の味方でいると決めたのよ」
マイル
 ―Mile―
マイル・グランド(Mile Ground)
女 / ネズミ / 10代後半
一人称:私

ダークに付き添う、砂を操る力を持つ少女。ダークの正体が何であろうと共に居ることを誓うなど、彼女に心酔している。
砂漠地帯にある故郷では「砂の神」を奉る風習があり、砂を操る力は彼の者による恩恵らしい。
一族では村を出ることは掟に反することであったため、現在は追われる身となっている。


「そんなんじゃ私は捕まえられないよ〜?」
ポップ
 ―Pop―
ポップ・クリーミー(Pop Creamy)
女 / リス / 10代半ば
一人称:私

ウランと組んで怪盗として活動している少女。ウランとは幼い頃からずっと共にいる。
ほんわかした独特のリズムで話すため、少々掴みづらい。その立ち振る舞いからはどことなく気品が感じられる。
可愛らしい外見に反して脚力が強く、ひとっ飛びでビルを跳び越すこともできる。
詳細
その正体は裏社会を牛耳るクリーミー家のお嬢様。ウランは友人であると同時に従者でもある。
ポップ自身は現当主である母親のやり方には賛同しておらず、一向に意見を聞き入れようとしない母親に嫌気が差して家を出てきた。怪盗業をしているのはそんな母親の邪魔をしてやろうという意図がある。


「暗闇は私のテリトリーだからね!」
ウラン
 ―Uran―
ウラン・ダイヤモンド(Uran Diamond)
女 / コウモリ / 10代半ば
一人称:私

ポップと組んで怪盗として活動している少女。ポップとは幼い頃からずっと共にいる。
コウモリ種らしく真っ暗闇でも活動することができるため、潜入は主に彼女の役目。
その身体は「エメラルド色」と称され、彼女自身が珍しいものとして扱われることもある。

その他
「皆が平穏を願えば、争いもなくなるはずなのにね」
オシュ
 ―Ox―
オシュ・セノーテ(Ox Cenote)
女 / キツネ / 10代半ば
一人称:私

太古に存在したセノーテ族の次期族長候補の少女。ナッツとは似た者同士で仲良し。
セノーテ族の秘宝『イデアクリスタル』を守護する巫女でもあり、その守護神・ククルにも特に気に入られていた。
『イデアクリスタル』が暴走しかかった際、それを抑えるために最後の力を差し出し、命を落とした。


「私はただみんなに“お願い”をしているだけなの」
イツァ
 ―Iza―
女 / ネコ(アンドロイド) / 外見10代前半
一人称:私

スペースコロニー・アークで眠っていたアンドロイドの少女。
アークの封鎖と共に封印されていたが、アークが起動されたことで人工カオス共々目覚めた。
人工カオスを指揮・統率するためにカオスの遺伝子が埋め込まれており、能力もそれによるもの。
一件後はハープに引き取られ、助手として彼女の研究を手伝っている。
詳細
元はアークの住人の1人であり、少しでも研究員たちの役に立ちたいと自らアンドロイド化を志願した。
人工カオスのサンプルと意思疎通ができていたことから採用され、アンドロイド化以降は更に意思の疎通が可能になった。
しかし、アークが襲撃された際の人工カオスの暴走を抑えることはできず、アークの封鎖後は彼らと共に封印された。
本人曰く、人工カオスに対しては「“命令”じゃなくて“お願い”をしているだけ」。暴走時でなければある程度の統率は取れる。

アンドロイド化の際に記憶がリセットされているため、以前の記憶はなく、性格もかなり異なっている。
動力源にはカオスドライブが使用されており、半永久的に動き続けることができるらしい。
カオスの遺伝子が埋め込まれているためか、ナックルズ族出身のナッツには何か感じるものがある様子。


「逃げ足には自身があるからだいじょーぶ☆」
キャロル
 ―Carol―
女 / ウサギ / 10代半ば
一人称:私

特徴的な羽状の耳から「ハネウサギ」と呼ばれる一族の少女。描いたものを実体化させる能力を持つ。
一族全体が芸術に秀で、各々の得意分野であらゆる出来事を記録する役目を負っていることから、何かと狙われることも多い。
普段は身を隠すために秘密の集落で暮らしているが、キャロルは隠れ住む生活が性に合わず、度々街に出没している。
かつて狙われたところをネオンに助けられたことがあるが、そんな危ない目に遭っても懲りる様子はない。
実はハネウサギ族の長の娘。絵心は今ひとつ…だが、持ち前の想像力で謎の絵からあらゆるものを実体化させている。

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