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ジョウト・カントー

伝説・幻
ジョウト:[1]-[2]

伝説・幻 : ジョウト[1]
「わらわはいかりまんじゅうを所望する!」

ひじり ―Hiziri(聖)―
ホウオウ | 性格:さみしがり | 特性:プレッシャー
一人称:わらわ/二人称:そなた
エンジュシティで祀られる、空と生を司る虹の神。幼さの抜けきらないワガママ姫で、古株の神族からは未熟者扱いされているが、本人はあまり気にしていない。伝承では世界の空を飛び続けているといわれるが、三鳥らに比べると目撃談は少なく、本来の住居は不明。以前はよくスズのとうで羽を休める姿が見られたが、カネのとう――現在のやけたとうが焼失してしまってからはそれもなくなっていた。
『にじいろのはね』がチヨの手に渡ったことで、それに惹かれるようにスズのとうへ降り立ち、塔を訪れたチヨを気に入る。以降は再びスズのとうへ立ち寄るようになり、たびたび羽を通じてチヨを呼び寄せている。
HGSS
その実、百数十年前に先代から役目を継いだ2代目の虹の神。先代のことはほとんど覚えていない。伝承に残される事柄はほぼ先代のものであり、代替わりとともに生まれた存在であるため、神族の中では幼い方。たまゆら・つるぎ・かがみを蘇らせたのも先代だが、彼らからは現在の主として慕われている。三鳥は何かと面倒を見てくれるお姉さんのような存在で、役目に関することも彼らから教わった。
その血を飲むと不老不死になると言われているが、ひじりはまだ未熟であるため、“不死”にするほどの力はない。先代はこの力を自在に扱えたことから、その力の利用を企む者に狙われることが多く、それは現在でも変わらない。

過去に当てのない旅をしていたトキとマーズに出会い、仲よくなるうちに彼らとの寿命の差に気づいた結果、密かに彼らの食事に自分の血を混ぜるという行動に出ている。それによりトキとマーズは不老の身となってしまったが、ひじりを責めることはなく、ひじりの傍に留まることを選んだ。ひじりもトキとマーズのことは盟友と呼び、特別視している。
その後、トキはひじりを狙う者たちとの抗争で命を落としてしまい、そのことがきっかけでひじりは生を司る者でありながら死というものに敏感になり、極端に争いを嫌うようになった。

ホウオウを祀る『にじのたみ(虹の民)』は存在こそ認識しているが、重役が巫子たちを自分との交信の道具として扱っていたことから、あまりよい印象を抱いていない。スズのとうに自分以外の存在が降り立ったことを感知し、駆けつけた際に、初めて先代・きららとの邂逅を果たす。そこで『にじのたみ』がきららの呪いによって生まれたこと、現在の体系は時の流れの中で変化していった結果のものであるとを知った。
重役の中でも現在の風潮に否定的なセンジに対しては、きらら同様、好感を抱いている。ひじりもきららとの邂逅を経て、改めて立派な虹の神となることを決意するとともに、『にじのたみ』とも歩み寄る意志を見せた。
関係
    しずくルギア --「そなたも強いのだから、もっと堂々としておればよかろう?」
  • //ジョウト伝説代表仲間で2代目仲間。もう少し堂々として欲しい。
    みずのえフリーザー --「そなたに期待をかけられては、わらわも励むしかなかろうな」
  • //何かと面倒を見てくれる神鳥仲間。一見冷たそうで、意外と気にかけてくれる。
    かのえサンダー --「うむ、いかりまんじゅうはオススメじゃぞ!」
  • //何かと面倒を見てくれる神鳥仲間。三鳥の中でも1番親近感がある。
    ひのえファイヤー --「そなたの言葉は有り難いが、それに甘えるわけにもいかぬじゃろう」
  • //何かと面倒を見てくれる神鳥仲間。皮肉られている…わけでもなさそう?
    たまゆらスイクン / つるぎライコウ / かがみエンテイ --「そなたらの好意は嬉しいが、なんだかこそばゆいのぅ」
  • //慕われている。先代に恩があるらしいが、詳しいことは知らない。

    チヨ --「チヨ、わらわは他の地方の名産物とやらも食べてみたいぞ!」
  • //お気に入りの人間。もっと遊びに来てくれてもよいのじゃぞ?

    マーズリザードン/♀ / トキバクフーン/♂ --「巻きこんでしまって済まないと思っている……しかし、それでもともに居たかったのじゃ」
  • //盟友たち。彼らの意志に反して不老の身にしてしまったことを反省はしているが……。

    きらら★ホウオウ --「先代だかなんだか知らぬが、そなたのやり方は気に食わぬな」
  • //先代…らしい。能力はともかく、性格が気に食わない。

    水幸さん宅:ホウオウ様ホウオウ[お兄さま] --「お兄さまはわらわの目標なのじゃ!」
  • //憧れのホウオウさま。あんな風になりたい。
擬人化
[外見10代前半 | 150半ば]

「海の神として、精一杯務めさせていただきます……!」

しずく ―Shizuku(雫)―
ルギア | 性格:ひかえめ | 特性:プレッシャー
一人称:わたし/二人称:あなた
うずまきじまの奥に住む、海を司る海の神。強大すぎる力のために長い間そこから出ることを禁じられており、他の神族には『深海の引き籠もり姫』と揶揄されている。長い引き籠もり生活のために神族の中で影が薄くなっていることを気にしている。
かつてはエンジュシティのカネのとうに現れていたというが、塔が焼失してからはうずまきじま近海以外で姿を見ることはない。現在はエンジュでは彼に関する伝承は途絶え、タンバを中心とする『ぎんのたみ(銀の民)』によって語り継がれる他、近隣で謎の存在として噂が残る程度となっている。そのため、『ぎんのたみ』以外の来訪者はチヨが初めてだった。チヨとの出会いをきっかけに少しずつ外に出るようになったが、相変わらず外ではびくびくしてしまいがち。
HGSS
ひじりと同様に百数十年前に先代から役目を継いだ2代目。実際はカネのとうに姿を見せていたのは先代の方であり、しずく自身はエンジュを訪れたこともなかった。代替わりのあとも先代が様子見に訪れていたことから面識があり、しずくも彼のことは心から尊敬している。しかし、先代があらゆる神族から尊敬される存在だったためか、何かと比べられてしまうなど報われない。

ひじりとは異なり『ぎんのたみ』との関係は良好で、しずくの方もうずまきじまの番人役として彼らに信頼を置いている。一族の次期族長候補とされていたケイが修行の旅に出ると報告に訪れた際は、お守りとして『ぎんいろのはね』を渡した。
関係
    ひじりホウオウ --「で、でも、うっかり町を吹き飛ばしちゃったりしないか不安で……!」
  • //ジョウト伝説代表仲間で2代目仲間。彼みたいに堂々とできたらと思っているが、上手くいかない。

    チヨ[-くん] --「ひじりがチヨくんを気に入ったの、なんか分かる気がするな」
  • //うずまきじままでやってきた少年。不思議な魅力を持っている。
    チトセ[-くん] --「うう……チトセくんは厳しいね……」
  • //『ぎんのたみ』の青年。彼の言うことも最もなため、いつも反論できない。
    ケイ[-ちゃん] --「わたしもケイちゃんの成長を楽しみにしてるね」
  • //『ぎんのたみ』の次期族長候補。彼女の旅を応援したい。

    うたかた★ルギア[-さま] --「わたしもうたかたさまのような立派な海の神になるので、見ていてくださいね!」
  • //先代様。性格も神族としても全てが憧れの存在。

    黒紀翼さん宅:閑さん★ルギア[-ちゃん] --「閑ちゃんも大変なんですね……お互い負けないように頑張りましょ!」
  • //ルギコンビ。なんだか他人とは思えない。
擬人化
[外見10代半ば | 160前半]

「虹の君のご用命とあれば、すぐに馳せ参じましょう」

たまゆら ―Tamayura(玉響)―
スイクン | 性格:ゆうかん | 特性:プレッシャー
一人称:わたくし/二人称:あなた
ホウオウに仕える三聖獣の1匹で、3匹の中ではリーダー的存在。普段はジョウトの各地を巡っており、瞬時に水を清める力で各地の水辺を清めて回っている。姿を現した際にどこからともなく北風が吹くことから『北風の化身』の異名を持つ。かつてカネのとうが焼け落ちた際に巻きこまれたが、ホウオウの力によって新たな命を得た。元々はカネのとうの主であったルギアに仕えていたが、1度死したこと、蘇らせてもらった恩があることから、現在はホウオウを主と定めている。
各地を巡る中でミオと出会い、何度も巡り会ううちに彼女を気に入ると同時に親近感を抱くようになった。
HGSS
たまゆらたちを蘇らせたのは先代にして初代・虹の神であるきららで、元々は彼を主と定めていた。代替わりの際はどちらにつくか悩んだこともあったが、きららも主であることには変わりないとした上で、現在は2代目であるひじりを主と定めている。ちなみに彼らが新たな命を得る前に仕えていた“ルギア”も先代・うたかたのことである。新たな命を得た際にきららの力の一部を受け継いでいることから、蘇生前と後では別の存在であるという意識が強い。

きららが久方ぶりにスズのとうに姿を現したことで僅かな間ながら再会を果たす。きららが別の三聖獣を連れていることを寂しがったものの、きららに対する忠誠心は変わらないとした。
関係
    ひじりホウオウ[-さま] --「ひじりさま、ご入り用なら遠慮なくお呼びくださいね」
  • //仕えている主。2代目だろうが恩を受けた存在であることには変わりない。
    つるぎライコウ / かがみエンテイ --「あなたたちも、もう少し眷属の自覚を持って……聞いていませんね?」
  • //トリオ仲間。ちょっとマイペースすぎる困りものたち。

    ミオ --「わたくしもミオには親近感があります」
  • //各地を巡っている時に出会った少女。どこか不思議な雰囲気がある。

    きらら★ホウオウ[-さま] --「きららさまにはもう我々は必要ないのですね……」
  • //かつての新たな命を与えてくれた存在。現在でも主であることには変わりないと思っていたのだが……。
    うたかた★ルギア[-さま] --「うたかたさまに受けたご恩も忘れた日はありません」
  • //カネのとうが焼け落ちる前に仕えていた主。彼に対する尊敬の念も変わっていない。
擬人化
[外見20代]

「うむ、難しい話はやめて拳で語り合おうではないか!」

つるぎ ―Turugi(剣)―
ライコウ | 性格:やんちゃ | 特性:プレッシャー
一人称:ワタシ/二人称:オマエ
ホウオウに仕える三聖獣の1匹。普段はジョウトの各地を巡っており、有り余る力を雷として放つ姿から『雷の化身』と伝えられている。口よりも先に手が出るタイプ。かつてカネのとうが焼け落ちた際に巻きこまれたが、ホウオウの力によって新たな命を得ている。たまゆらと異なり蘇生前の記憶はなく、ルギアに仕えていた頃の話はたまゆらから聞かされた程度しか知らない。元々難しいことを考えるのは苦手なため、現在の状況も「死んだと思ったら生きてたラッキー」くらいに思っている。
関係
    ひじりホウオウ[-さま] --「この前、ひじりさまが言ってたいかりまんじゅう、美味しかったぞ!」
  • //仕えている主。前の主よりも話しやすくて好き。
    たまゆらスイクン / かがみエンテイ --「そういうのはたまゆらの方が向いてるだろ? なあ、かがみ」
  • //トリオ仲間。頼れるリーダーとゆるい同僚。

    きらら★ホウオウ[-さま]
  • //かつての新たな命を与えてくれた存在。ちょっと話しづらい。

「寒いからちょっと火山を噴火させたい……やっぱダメ?」

かがみ ―Kagami(鏡)―
エンテイ | 性格:しんちょう | 特性:プレッシャー
一人称:わたし/二人称:きみ
ホウオウに仕える三聖獣の1匹。普段はジョウトの各地を巡っており、吠えると火山が噴火すると言われ、有り余る力を灼熱の炎として吐き出す姿から『火山の化身』と伝えられている。かつてカネのとうが焼け落ちた際に巻きこまれたが、ホウオウの力によって新たな命を得た。つるぎ同様に蘇生前の記憶はなく、ルギアに仕えていた頃の話はたまゆらから聞かされた程度しか知らない。大体寝るか食うかしか考えておらず、現在の状況も「前は別の主がいたらしい」くらいに思っている。
関係
    ひじりホウオウ[-さま] --「ひじりさまの隣は暖かくて好きなの」
  • //仕えている主。前の主よりも怖くなくて好き。
    たまゆらスイクン / つるぎライコウ --「たまゆらがそう言うなら……たまには主さまの役に立たなくちゃね」
  • //トリオ仲間。頼れるリーダーと脳筋な同僚。

    きらら★ホウオウ[-さま]
  • //かつての新たな命を与えてくれた存在。ちょっと怖い。
伝説・幻 : ジョウト[2]
「アナタとはどこかで会ったかしら?」

ひとは ―Hitoha(一葉)―
セレビィ | 性格:すなお | 特性:しぜんかいふく
一人称:ワタシ/二人称:アナタ
ウバメのもりで祀られている時渡りの神。信仰者は『ときのたみ(時の民)』。常に『ときわたり』の力で様々な時代を渡り歩いているため、『ときのたみ』でも彼と会ったことのある者は少ない。『ときわたり』に周囲の者を巻きこんでしまうこともあり、ウバメのもりでは「森の社にイタズラをすると神隠しに遭う」という言い伝えが残されている。多少なら時を操ることもでき、対象の植物の時を弄って一気に成長させることで森を繁栄させている。
時を渡る中で、この時代にロケット団が復活することを知り、完全復活を阻止するためにチヨを『ときわたり』に巻きこんだ。彼に3年前のクレハとその父・サカキの会話を見せたあと、ラジオとう占拠中の時期のサカキの元へ飛ばし、サカキの帰還を止めさせた。
HGSS
ひとはの持つ瞳は『ときのひとみ』と呼ばれ、『ときのたみ』の中でも特に彼の加護を受けた者は、この瞳を発現する。これを持つ者は彼が残した軌跡――彼が訪れた過去あるいは未来の情景の一部を読み取ることができるようになる。ただし、瞳の継承者の選別も、彼らが読み取ることのできる軌跡も、全てはひとはの気分次第。瞳の継承者が連続して現れることもあれば、長らく現れないこともあるなど、非常に偏りがある。
関係
    チメサ --「チメサの敬ってんだか分かんないところ、すごく好感が持てるわ〜」
  • //加護を与えた者の1人。歴代の中でも1番気に入っている。
    ミナエ
  • //加護を与えた者の1人。なぜ選ばれたのか悩んでいるようだが、面白いので伝えはしない。

    つぼみ★セレビィ --「ちょっと、この時代はワタシの管轄って話だったでしょう?」
  • //もう1匹の森の神。会うと喧嘩になるので、なるべく干渉しないようにしている。
擬人化
[外見10代半ば | 150後半]

「その小生意気な口を閉じないと、消し炭にしてくれるぞ」

きらら ―Kirara(雲母)―
★ホウオウ | 性格:しんちょう | 特性:プレッシャー
一人称:われ/二人称:そなた
エンジュシティで祀られていた、空と生を司る虹の神、その初代。ひじりの先代に当たる。その力を狙う人間たちに追い回され続けたことで憔悴し、代替わりという形でアルセウス・カムイの元に隠れ、療養していた。性格はとにかく俺様何様ホウオウ様で、基本的にうたかた以外からの意見は聞き入れない。かつての出来事から人間を嫌うようになり、神の座を譲ったこともあり、人間に加護を与える気は毛頭ない。
カムイが何者かの襲撃を受けたと聞きつけたことで、ザクロを伴い再びスズのとうに姿を現した。自身の力を狙うアケビたちを一蹴し、騒ぎに気づいて駆けつけた『にじのたみ』に対しても攻撃を向けるが、うたかたに諫められたことで、パフィが連れていたギラティナ・ひがんを連れて去っていった。
HGSS
未熟なひじりに対し、きららの血には口にした者を不老不死にする効能がある。きらら自身も生を与える力を持ち、カネのとうが焼け落ちた際に巻きこまれたたまゆら・つるぎ・かがみらを蘇らせている。彼らからは恩人として主と崇められていたが、当人には従えているような意識はなかった。
カムイの元に身を寄せた際に、うたかたの提案でたまの・あまの・やたのが世話役としてつくことになり、彼らのことは臣下として可愛がっている。たまゆら・たまのたちはきららの力の一部を受け継いだ、あるいは一部から生まれた者たちである。

『にじのたみ』の祖に絶対服従の呪いをかけ、実質的に現在の一族のシステムの礎を築いた張本人。その際に一族の1人であるザクロを不死の身として側に置き、「みこ(神子)」として遣わせていた。当人はザクロを「最も嫌いな人間」と称しているが、ずっと側に置いていることから、特別な存在であることは相違ない。ザクロを不死の身としたのも「嫌がらせ」と公言しており、たびたび彼女に八つ当たりする姿が見られる。

きららが隠居した理由のこともあり、代替わりの頃には塔に姿を見せることもほとんどなくなっていた。そのことから現在『にじのたみ』に伝わる伝承は一族ができた頃と比べると創作によるものが大きくなっており、きららの存在を知らぬ一族の重役たちに“紛い物”呼ばわりされたことがきららの逆鱗に触れてしまう。
塔を去る際、重役の中で唯一本来の伝承を知っていたセンジを直々に『にじのたみ』の長に指名した。うたかたには後代を心配しての行動と取られたが、当人は「初代としてすべきことをしただけ」と返している。
関係
    うたかた★ルギア --「うたかたがそう言うのなら少し考えてやる」
  • //相方。唯一心から信頼している存在。少々お節介。
    みずのえフリーザー / かのえサンダー / ひのえファイヤー --「そなたらは時を経ても変わらぬなぁ」
  • //神鳥仲間。数少ない認めている相手。
    たまゆらスイクン / つるぎライコウ / かがみエンテイ
  • //かつて蘇らせた相手。彼らに主と慕われることに対してはあまり興味がない。

    カムイアルセウス / ロゼミュウ --「まあ、借りを返すくらいの頼みは聞いてやろうではないか」
  • //創夫婦。流石に彼らとやり合う気はない。
    たまの★スイクン / あまの★ライコウ / やたの★エンテイ
  • //世話役たち。それなりに可愛がっている。

    ザクロ --「そうだ、われの機嫌を損ねるようなことがあれば、どうなるかは分かっているな?」
  • //大嫌いな人間であり、忠実なる下僕。
    センジ --「あの偏屈どもよりはそなたの方がマシだろう。“虹の神”の名を汚されては困るからな」
  • //現在の『にじのたみ』の長として認めた相手。

    ひじりホウオウ --「その程度で虹の神を名乗るなど、笑わせてくれるな」
  • //後代。別にどうこうしようというつもりはないが、馬は合わない。
擬人化
[外見10代後半 | 160半ば]

「わたくしたちの邪魔をするというのならば、やむを得ませんね」

うたかた ―Utakata(泡沫)―
★ルギア | 性格:せっかち | 特性:プレッシャー
一人称:わたくし/二人称:あなた
エンジュシティで祀られていた、海と生を司る海の神、その初代。しずくの先代に当たる。かつてはカネのとうに現れていたが、塔が焼け落ちたことで姿を見せなくなり、きららに同行する形で世代交代した。隠居したあとも、しばしば後代であるしずくの面倒を見にうずまきじまを訪れており、彼からも慕われている。
基本的には温厚だが、害となると判断した者に対しては容赦はせず、きららにも「怒らせるべきではない」と言われるほど。その気性と、時に破壊神とも称される強い力から、他の神族からの信頼は厚く、結果的にしずくがなかなか認められない現状ができてしまっている。きららに唯一正面から意見できる者でもある。
HGSS
元々はきららと対の存在として祀られていたが、現在ではエンジュでの彼にまつわる伝承は途絶えている。カネのとうが焼け落ちた際にたまゆらたちが巻きこまれ命を落としたことに心を痛めており、その一件以来、うずまきじまを拠点とするようになった。『ぎんのたみ』はうずまきじま近海までうたかたを追ってやってきた者たちを祖とする。
しずくに対しても、力をコントロールできるようになるまではうずまきじまを出ないように言い含めていたが、しずくが逆に外界を恐がるようになってしまったことは少し反省している。
関係
    きらら★ホウオウ --「きらら、さすがにそれは些かやりすぎではないでしょうか」
  • //相方。どこまでも唯我独尊。療養中の身となってからは更に気難しい。
    みずのえフリーザー / かのえサンダー / ひのえファイヤー --「あなたたちは相変わらず手厳しいですね」
  • //きららと並ぶ神鳥たち。なんとなく敵視されていることにも気づいている。

    しずくルギア --「そう気負いすぎなくてよいのですよ、しずく」
  • //後代。彼は彼らしくやってくれればそれでいいのだが……。
    たまゆらスイクン / つるぎライコウ / かがみエンテイ
  • //カネのとうがあった頃の臣下。今は主従関係はない。
擬人化
[外見20代 | 170前半]

「我が主さまに見惚れる気持ちは分かりますが、無闇に近づかぬのが得策かと」

たまの ―Tamano―
★スイクン | 性格:のんき | 特性:プレッシャー
一人称:わたし/二人称:あなた
きららの世話役を務める三聖獣の1匹。きららの力の一部から生まれた。同じくきららの力の一部を受け継いでいるたまゆらとは同じ性質を持つが、性格面はたまのの方がお気楽気味。トリオの中でもリーダー的存在で、たびたびトラブルを起こしがちな他2匹をフォローしている。また、たまゆらたちとは異なり、たまのたちは力を持て余すこともないため、きららの傍に留まっている。
関係
    きらら★ホウオウ[-さま] --「きららさま、何かご要望はありますか?」
  • //仕えている主。世話役という名目だが、あまり世話することもない。
    あまの★ライコウ / やたの★エンテイ --「あなたたち、あまりきららさまの邪魔をしてはいけませんよ」
  • //トリオ仲間。どちらもトラブルメーカーな自覚がないのが困りもの。

「雷の巻き添えを食いたくなけりゃ、ちょっと離れててくれ」

あまの ―Amano―
★ライコウ | 性格:うっかりや | 特性:プレッシャー
一人称:ワタシ/二人称:オマエ
きららの世話役を務める三聖獣の1匹。きららの力の一部から生まれた。同じくきららの力の一部を受け継いでいるつるぎとは同じ性質を持ち、性格面でも似たもの同士。自身が根本的に世話役に向いていないことを理解しているため、護衛役を自称している。
関係
    きらら★ホウオウ[-さま] --「きららさま、みずタイプが出てきた時はワタシに任せてくれ!」
  • //仕えている主。護衛役のつもりでいるが、あまり出番はない。
    たまの★スイクン / やたの★エンテイ --「きららさまのご機嫌取りはオマエたちの役目ではないか」
  • //トリオ仲間。役割分担をしているつもりなのだが……。

「今のは我が主さまへの侮辱と取ってよいのだな?」

やたの ―Yatano―
★エンテイ | 性格:いじっぱり | 特性:プレッシャー
一人称:ワタシ/二人称:オマエ
きららの世話役を務める三聖獣の1匹。きららの力の一部から生まれた。同じくきららの力の一部を受け継いでいるかがみとは同じ性質を持つが、性格面は正反対。自身の役割に誇りを持っており、きららに対する忠誠心も高いが、他の者にすぐ突っかかるところが玉に瑕。たびたびのんびりとしたたまのに渇を入れているが、彼からは逆に不安因子として見られている。
関係
    きらら★ホウオウ[-さま] --「ワタシはきららさまの僕、そのくらい当然だ」
  • //仕えている主。同タイプを持つこともあり、彼に仕えていることを誇りに思っている。
    たまの★スイクン / あまの★ライコウ --「オマエたちはもっときららさまの従者としての自覚を持つべきだ」
  • //トリオ仲間。同じくきららに仕える者として、もっと威厳を持って欲しい。
伝説・幻 : カントー
「わたしに逆らおうなんていい度胸ね」

みずのえ ―Mizunoe(壬)―
フリーザー | 性格:ひかえめ | 特性:プレッシャー
一人称:わたし/二人称:あなた
氷を操る伝説の存在。ふたごじまを牙城とする氷の女王様。神族の中でも高位な存在で実際に偉いため、とにかく私様何様氷様で他者の指図は受けない。その傍若無人な性格から他地方の神族たちとの仲はあまりよくはないが、そもそも興味がない。トリオ仲間であるかのえやひのえのことも見下しているが、嫌っているわけではなく、仲も悪くはない。ふたごじまを訪れたカホにバトルを仕かけ、彼女の実力を認め気に入っている。
HGSS
グレンタウンが火山の噴火により埋もれてしまったため、ふたごじまが仮のグレンジムとされたことに対しては思うところもあったようだが、ジムバトルの観戦という新たな暇潰しができたことで許容している。ふたごじまを訪れたチヨが『にじいろのはね』を持つと見るなりバトルを仕かけ、その実力を認めた。

他の神族の中でもホウオウのことは認めており、初代――きららとも面識がある。2代目であるひじりに対しては、虹の神としての振る舞いに悩む彼にアドバイスをするなど、意外にも気にかけている。
Pt-XY
かのえやひのえとともに他の地方を訪れることもあり、シンオウ地方やカロス地方でも姿を目撃されている。
関係
    かのえサンダー / ひのえファイヤー --「騒ぎたいだけなら、さっさと島から出て行きなさい」
  • //トリオ仲間。仲は悪くない。
    ひじりホウオウ --「あなたもホウオウなら、わたしと並べるようになりなさいな」
  • //現在の『虹の神』。先代と比べてしまうと、まだまだ未熟さが目立つ。

    きらら★ホウオウ --「あなたの輝きが衰えていないようで安心したわ」
  • //初代『虹の神』。唯一対等と認めた相手。
    うたかた★ルギア --「あなたが相方として不十分だったから、きららが憔悴してしまったのではなくて?」
  • //初代『海の神』。きららと並ぶだけあって一筋縄ではいかない。
擬人化
[外見20代]

「夏だ! 嵐だ! ワタシの季節だ!」

かのえ ―Kanoe(庚)―
サンダー | 性格:やんちゃ | 特性:プレッシャー
一人称:ワタシ/二人称:キミ
雷を操る伝説の存在。住居にはあまり頓着がないのか、廃墟と化しているむじんはつでんしょを根城にしている。誰に対しても馴れ馴れしく、突然あだ名で呼びだすなど、三鳥の中では比較的親しみやすい。私様気質の高いみずのえやひのえに対しても仲よしモード全開で、ウザがられてもめげない。しょっちゅうひのえとともにふたごじまに遊びに行ってはみずのえに追い出されている。むじんはつでんしょを訪れたカホにバトルを仕かけ、彼女の実力を認め気に入っている。
HGSS
むじんはつでんしょが再建されたことで根城を失ってしまったため、よくひのえの元に潜りこんでいる。単純に有人となったカントーはつでんしょのことも気に入っているらしく、そちらへ遊びに行くことも多い。カントーはつでんしょの入口でチヨと出会い、彼が『にじいろのはね』を持つと見るなりバトルを仕かけ、その実力を認めた。

初代『虹の神』――きららとも面識があるが、彼への態度もみずのえやかのえ、ひじりに対するものと変わらない。
Pt-XY
みずのえやひのえとともに他の地方を訪れることもあり、シンオウ地方やカロス地方でも姿を目撃されている。
関係
    みずのえフリーザー[みーちゃん] / ひのえファイヤー[ひーちゃん] --「ひーちゃん! みーちゃんが冷たいんだけど!」
  • //トリオ仲間。みんな仲よしだよねっ!
    ひじりホウオウ[りーちゃん] --「ワタシもりーちゃんイチオシのいかりまんじゅうを食べてみたいな!」
  • //現在の『虹の神』。波長が合う…って言ったら「精神年齢が近いから」と言われたけど?

    きらら★ホウオウ[きーちゃん] --「きーちゃんもいかりまんじゅう食べる? 美味しいよ!」
  • //初代『虹の神』。たまにめっちゃ睨まれる。
    うたかた★ルギア[うーちゃん] --「うーちゃんに本気で嵐を起こされたら、さすがのワタシもちょっとヤバい……」
  • //初代『海の神』。穏やかそうに見えて怒らせると怖いやつ。
擬人化
[外見20代]

「それはわたしには関係のないことじゃないかしら」

ひのえ ―Hinoe(丙)―
ファイヤー | 性格:のんき | 特性:プレッシャー
一人称:わたし/二人称:あなた
炎を操る伝説の存在。各地に根城を持っているため、地理に詳しく知り合いも多い。一見ほんわかした印象だが、1番言葉で抉ってくるタイプで、状況が悪くなるといつの間にか姿を消していることが多々。みずのえ同様、トリオ仲間であるみずのえもかのえも見下しているが嫌いではない。現在はナナシマのともしびやまがお気に入りで、山を訪れたカホにバトルを仕かけ、彼女の実力を認め気に入っている。
HGSS
根城をシロガネやまに変え、ジョウトの町並みを眺めて楽しんでいる。山を訪れたチヨが『にじいろのはね』を持つと見るなりバトルを仕かけ、その実力を認めた。また、山に籠もっているレッドのことも気に入っているらしく、チヨとレッドのバトルを楽しそうに眺めている。

初代『虹の神』――きららとも面識があり、彼のことは対等と認めている。同じタイプを持つことから親近感があるのか、みずのえやかのえ相手にも発揮される毒舌の方も控えめである。
Pt-XY
みずのえやかのえとともに他の地方を訪れることもあり、シンオウ地方やカロス地方でも姿を目撃されている。
関係
    みずのえフリーザー / かのえサンダー --「まあ、こちらに振らないでくださるかしら?」
  • //トリオ仲間。仲は悪くない。
    ひじりホウオウ --「未熟な時は誰にでもありますもの。焦ることはありませんわ」
  • //現在の『虹の神』。先代と比べてしまうと、まだまだ未熟さが目立つ。

    きらら★ホウオウ --「あなたのような者でも、休息が必要な時はありますわ」
  • //初代『虹の神』。なんだかんだで少し心配だったので、元気そうでよかった。
    うたかた★ルギア --「わたし、ほのおタイプなので海は好みませんの」
  • //初代『海の神』。ちょっと皮肉を言ってみても流されてしまう食えない相手。
擬人化
[外見20代]

「もっともっと、色んなことを知りたいです」

シェリー ―Sherry―
ミュウツー | 性格:せっかち | 特性:プレッシャー
一人称:わたし/二人称:きみ
「ハナダのどうくつの奥に謎のポケモンが居る」――その噂の元となった存在。洞窟を訪れたカホに驚き、反射的に追い出そうと攻撃を仕かけたが、彼女の毒気のなさから次第に敵意は薄れていった。カホの旅の話を聞いているうちに洞窟の外に興味を持つようになり、外界を知るよい機会だとして同行することに。他のパーティメンバーからも2人目の妹的存在として可愛がられている。
FRLG
グレンタウンの現在ポケモンやしきと呼ばれている場所で秘密裏に生み出された、ミュウ・ロゼの実子。ロゼの実子であることは間違いないが、誕生に至るまでの間に遺伝子を操作された結果、凶暴性を得てしまっている。普段はロゼのお陰もあって攻撃的な本性を押さえこんでいるが、バトルとなるとその片鱗が窺える。

誰にでも馴れ馴れしいロゼとは対照的に、研究所時代のことや本性のこともあって人見知り。始めに研究所の人々を攻撃したのはロゼだが、研究所を壊滅にまで追いこんだのはロゼに呼応するように暴れたシェリーであり、研究所を破壊した際のことはシェリー自身のトラウマにもなっている。
人間に強い苦手意識を持っているため、研究所が閉鎖されてからは人目を避けてハナダのどうくつに籠もっていた。ロゼがどこからか持ってきた書物のお陰で知識だけは豊富になっている。
関係
    ロゼミュウ[お母さま] --「お母さまはとっても物知りです……すごいです」
  • //母…らしい。いずれは彼女の役目を手伝いたいと思っている。

    カホ --「わたしもカホの好きな場所、もっと教えてほしいです」
  • //ハナダのどうくつから出るきっかけになった少女。彼女は……怖くない。

    シャルドネ★ミュウツー
  • //きょうだいに当たる存在。面識はない。
擬人化
[外見10代後半]

「ロゼはこの世界のことが大好きなの!」

ロゼ ―Rose―
ミュウ | 性格:おっとり | 特性:シンクロ
一人称:ロゼ・わたし/二人称:きみ
全てのポケモンのDNAを持つ、生命の母と言われる存在。常にあちこちを巡り渡り、人間やポケモンに化けては社会に紛れ込んで楽しんでいる。みずのえたちを始めとする一部の神族に名前をつけたのは彼であり、ロゼ自身の名も自分でつけたもの。最近は、経緯はどうあれ自分の遺伝子を持った存在・シェリーが誕生し、子育てを楽しんでいる。
FRLG
かつてフジと名乗る科学者と交流を持ったことがあり、その一環として彼の研究に協力していた。しかし、フジ博士は科学者の性なのか、ロゼから生まれた子の遺伝子に改造を加えるという禁忌に手を出してしまい、結果として凶暴な本性を持つ“ミュウツー”が誕生した。それに怒ったロゼは研究所を破壊し、姿を消した。そんなことがあってもロゼの人間に対する態度は変わらず、今も自らの行いを悔い続けるかつての友人を遠くから見守っている。
DPPt
シンオウ地方にて宇宙を創造した存在として語られるアルセウス・カムイとは、神族間では2匹セットで創夫婦として知られている。ロゼ自身も創造の力を持ってはいるが、世界の管理は全てカムイに丸投げしており、本人曰く「役割分担」。ロゼはいわば『生命の設計図』であり、カムイが生命を創造する際にはロゼの存在が必須となる。
カムイの前では普段の子どものような言動から一転して、命を司る者としての荘厳な態度となる。カムイの子であるディアルガ・ピリオド、パルキア・トポス、ギラティナ・ハデスは言わばロゼの子でもあるが、ロゼにはあまりその意識はないらしく、彼らからも母親として扱われたことはない。
LPE
カントー地方をふらついていた際にミクと出会い、気まぐれで彼女に同行することに。トレーナー初心者であるミクを時に導き、時に見守ったりと、保護者のように接している。ミクとともに久々にポケモン屋敷を訪れた際は、地下に残されたままの実験器具を神妙な面持ちで見つめていた。

ミクがジムバッジを全て集めたのを見届けたのちはしばらく離れていたが、ミュウツーに関して調べている者が居ると聞き、強いポケモンがいるという噂を聞いてハナダの洞窟を訪れたミクを洞窟の奥まで案内する。ロゼとシェリーのやり取りで2匹が親子であることを察したミクに、シェリーを保護するよう頼み、“強いポケモン”の噂のほとぼりが冷めるまで再びミクと行動をともにすることにした。
関係
    シェリーミュウツー --「今日はとても面白いものを見たから、シェリーにも教えてあげよう!」
  • //実子。物覚えが良いので色んなことを教えている。

    カムイアルセウス --「カムイが世界を管理し、わたしがその世界を見回る。今までもそうしてきたじゃないか」
  • //相方。真面目で頼りになる創造主サマ。

    シャルドネ★ミュウツー
  • //もう1匹の実子。彼を連れ出した者がいたことにも気づいていたが――。
擬人化
[外見10代前半]