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(目次) (★=没ネタを含むもの)
【剣盾】
◇本編前後
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【その他】
◇バトンLog (古め)
 オリトレ質問バトン / 豹変バトン / なりきりバトン

胡蝶は掴めない
//カレンとファル
虹色の羽
//アケビの持つにじいろのはねの話
可憐な彼
//シオンとカズラがカロス地方で出会ったのは…
フカンゼン
//リツカとマルベック
兄と弟
//【親世代】ルリカが当主になる前の話
小さな発見者
//ノボロ過去話
本音と建前
//【親世代】ホタルとナルト
虹鳥様の戯事
//ホウオウ様のご所望は?
プリン消失事件簿
//パフィのプリンを食べたのは誰?
独尊の主
//★ザクロとうたかたときらら
約束事
//シキとポルクス、2人の奇妙な契約
名前
//+よその子
出会いと予感
//+よその子・ホウオウ様訪問編
分かって欲しいの
//ノボロとパフィ・今日のおやつは?
竜少女
//アケビ一派・パフィ加入編
紅色のお茶会
//+よその子・お茶会inエンジュシティ
 
『もうっ、なんなのよ! あの泥棒ネコちゃん!』
 虫の居所の悪いらしいビビアンは、ブンブンと触手を振り回しながら文句を並べる。最も、ジムチャレンジが閉幕した頃からずっとこの調子なため、仲間たちもその光景には慣れつつあった。そんなビビアンに冷めた視線を送るカロラインに対し、フローレンスはどこか楽しそうに笑う。
『うふふ、言い得て妙ですわね。ネコちゃん』
『泥棒ネコって……』
 まあ、彼女がこんなにも特定の、しかもヒトに執着するのは初めてのことなのだ。フローレンスの気持ちも分からないでもないが、カロラインとしては、やはり少し面倒くさいという感想の方が先にきてしまう。
『大体ビビアンは完全に片想いじゃないですか。泥棒も何もないのでは』
『うるさいわね。ケントに先に目をつけたのはあたしなのよ。あたしのモノになるはずだったの』
『もしかして、彼に品がないと言われたことを根に持っているのですか。事実だと思いますよ』
『別にそんなんじゃないわよ。あたしもまあ、あの頃はちょ〜っと優雅さが足りなかったかなとも思うし』
『いえ、今もさして変わっていませんよ』
『はあ? どこからどう見ても優雅で妖艶なレディになったでしょう?』
『うふふ、2匹とも落ち着きなさいな。ケンカするならシャドーボールをぶつけますよ』
 今にも衝突せんばかりの2匹に、フローレンスの制止が入る。一見穏やかに微笑んでいるように見えて発言は笑えないし、彼女なら本当にやる。彼女もこれさえなければ“優雅なレディ”というやつなのに、とビビアンとカロラインは心中で零した。
『あ〜あ、ほんっとうに、ケントの何が気に入らないのかしら! あんなにも一途に想われているっていうのに!』
『はあ……ビビアンの怒りポイントはよく分かりませんね』

// [2020.04.08]
 
「こんにちは、ケントさん」
 淡く光るキノコに背を預けながら考えごとに耽っていたケントは、突然かけられた挨拶に驚いて顔を上げた。
「あっ、ヨラナさん。こんにちは」
「考えごとの邪魔をしてしまったようですね。驚かせてごめんなさい」
 ヨラナは柔和な笑みを浮かべたままケントの側に腰かける。手にした籠に詰められた薬や紅茶の茶葉から、アラベスクジムを訪ねる途中だったのだろう。
「何かお悩みでしょうか。ケントさんの悩みごとと言ったら……ビートさんのことかしら」
「……はい」
 ヨラナは、やっぱり、とくすくすと笑う。こうして自分の恋愛事情が筒抜けになっているのはむず痒いが、ハナハに言わせれば「アラベスクの住人ならみんな知ってる」だとか。彼女が広めたのでは、と訝しんだりもしたが、それに対しては「分かりやすすぎるから」と返されてしまった。
「ふふっ、あの子を振り向かせるのは難しそうですものね。でもきっと、心をこめて伝え続ければ届きますよ」
「オレもちょっとずつ仲良くなれてるとは思うんですけど……なんだか先に進むイメージが湧かなくて」
「ふむ……先に、ですか」
 再び考えこむケントに釣られるように、ヨラナも口元に手を当て、思案する仕草を見せる。そして、次に発された言葉にケントは耳を疑った。
「ご入り用なら、いいお薬がありますよ」
「薬……って、何を突然。それ、ヤバいやつのことじゃないですよね?」
「端的に言うと“媚薬”というものですね。決して表には出ない、清らかな乙女も狂う、なんて言われるつよ〜いものもありますわ」
「ちょっといきなり先に進みすぎでは!? というか、ヨラナさんからそういう話は聞きたくなかったです!」
「あらあら。それ以外にも様々な効能のものを取り揃えておりますよ。なんと言ってもうちは『魔女の隠れ家』ですから」
 冗談です、なんて言葉を期待したが、どうやら本気の提案らしい。だからこその『魔女』の異名なのかと納得すらしてしまう。その手のものを買う人がどれくらいいるのかは疑問だが。
 ちなみにヨラナの店の商品はどれもとても評判がいい。主に薬草を扱う彼女の店では、そこから抽出した薬以外に茶葉や菓子類を扱っており、薬がよく効くのはもちろん、菓子も絶品なのだ。そんな“魔女印”の媚薬はよく効くに違いない。
「正直、めちゃくちゃ気になりますけど……まだそういう段階ですらないので」
「身体から落とす、なんて方法もありますわ。わたしには、ビートさんも満更ではないように見えますし」
「オレも嫌われてはない……とは思うけど、いくらなんでも過程をすっ飛ばしすぎです!」
「あらまあ。ご入り用になったらいつでも言ってくださいね。ケントさんならお安くしておきますから」
 ヨラナはイタズラっぽく笑うと立ち上がり、ジムの方へと歩き出そうとする。その背中に1つ、質問を投げかける。
「ちなみにこれはただの好奇心ですけど、惚れ薬、みたいなものもあるんですか?」
「もちろんありますよ。もっとも、ケントさんには必要ないと思いますけれどね」
 優雅に去っていく後ろ姿を見送りながら、ケントは膨らんでしまった悩みに頭を抱えつつ、深く息を吐いたのだった。
「ヨラナさんもこの森に気に入られたってだけあって、フェアリーみたいな人なんだなぁ……」

// [2020.03.10]
 
「ケントくんは何かエスパー使いっぽい特技とかないのですか?」
 ハナハの唐突な質問に、ケントは危うく口に含んだ紅茶を吹き出しかけた。
「いきなり何だよ……」
「別に、なんとなく思ったから聞いただけです。ちょっと動揺しすぎなのですよ」
 言葉の通り、ハナハは何食わぬ顔で紅茶を呷っている。ちょっとした雑談でしかないのだろう。ケントもその雑談に応じたところで後ろめたいことがあるわけではないのだが……。
「まあ、あるにはある、かな……」
「え〜、何ですか? ちょっと物を浮かせたりできるですか!? それともテレパシーですか!??」
「……催眠術が、使える」
「…………ほう」
 ハナハの目が輝く。これは間違いなくよからぬことを考えている目だ。
「お父さんの知り合いにそういう人がいて教えてもらったんだけど、なんか……できてしまった」
「ほうほう……で、使ったのですか?」
「一応聞くけど、誰を思い浮かべて言ってる?」
「そりゃあ、ビートくんに決まってるのですよ! 使ったのですか? どうなったのですか?」
「ぜっったいそうなると思った! 使わないよ!」
「え〜、せっかくの特技なのだから、活かさなきゃ勿体ないのですよ!」
 苦い表情を浮かべるケントに対し、ハナハはますます目を星のように輝かせて続ける。
「とりあえず既成事実を作るのですよ! 身体から落とす、ってやつなのです! ビートくんの場合、そっちの方が早そうじゃないですか?」
「ハナハってたまにえげつないこと言うよね」
「……とまあ、それは冗談としてですね」
 正直、考えたことがないわけではないだけに笑えない、なんてケントの心中は余所に、ハナハは大きく息を吐く。
「あの子、ケントくんのことは嫌いじゃないと思うのですよね。純粋に本音は気になるです」
「そんなのオレだって気になるよ。でも、催眠術を使ってそれを聞き出すってズルいだろ」
「そんくらいは大丈夫だと思うですよ。だって、どうせ素直になんてなれっこないのですから。それに……」
 どこか真剣な表情になったハナハに、ケントも同じく真剣な面持ちで聞き入る。しかし、続く言葉は期待するだけ無駄だったと思わせるものなのだった。
「録音してあとで聞かせてあげたら、どんな反応をするのか気になるのですよね。win-winってやつです」
「……それがしたいんだね? 絶対ものすごく怒られるよ。主にオレが」

// [2020.03.03]
オリトレ質問バトン
オリトレ質問バトン

1.貴方の名前(トレーナー名)を教えて下さい。
シオンよ。出身はジョウトのエンジュシティね。

2.自己分析で貴方の性格は?
うーん、周りからはよくテンションが高いとか言われるかしら。
私自身は常に錬成沈着なつもりなのだけれどね。

3.ライバルの方の名前と性格は?
ライバル関係の人は特にいないかしらね。

4.手持ちの6匹を教えて下さい。
主に連れてる子はエーフィのシラハ、ピカチュウのピカル、カイリューのいよかんね。

5.1番強いのは誰ですか?
能力的に一番強そうなのはやっぱりいよかんかしら…

6.今はBOXだけど、場合によってパーティINするポケモンがいたらどうぞ。
今のところボックスは利用していないわね。

7.最初に選んだポケモンは何でしたか?
最初にもらったのはシラハね。舞妓さんから頂いたの。
それからずっと一緒だから…まあ、姉弟みたいな感覚かしらね。

8.雄雌には拘りますか?
半々くらいが理想だと思うの。
女同士でしかできない話もあるし、男性陣がいると心強いしね。

9.ポケモンに愛称は付ける派ですか?付ける方はその基準は?
つける派ね。でも結構もらった子も多いのよね。

10.図鑑は何匹または何%くらい埋まってますか?
残念、ポケモン図鑑は持ってないの。
知り合いが持ってるけど羨ましいわね〜。

11.好きなタイプは?
やっぱりエスパータイプが近くにいると楽かしら。
ああ、楽ってのはテレパシーを使う時の話ね。

12.苦手なタイプは?
悪タイプ…はちょっと苦手かしら。
何考えてるのか、今一つ読みにくいのよね。

13.お気に入りの技は?
サイコキネシスとかロマンよねえ…ってこれは私が憧れてるだけだわ。

14.貴方がジムリーダーになるとしたら、何タイプが良いですか?
やっぱりエスパー使いじゃない? ヤマブキのナツメさんみたいに!
…普段の手持ちにはあまり入れてないけれど。

15.個体値や努力値計算はしていますか?
ジャッジさんに尋ねる程度ね。

16.コンテストは出場されてますか?どの子がメインですか?
そう、ジョウトにはコンテスト会場がないのよ!
今度ホウエンやシンオウに行った時に挑戦してみようかしら。

17.今ハマってる事とかありますか?
強いていえば…観光?

18.住んでみたい街はどこですか?
どの地方にも魅力的な町が沢山で迷っちゃうわよね〜!
でもやっぱりエンジュシティが一番かしらね。良いところでしょう?

19.1番好きなトレーナーは誰ですか?
尊敬しているトレーナーさんは沢山いるのだけれど…色んな意味で一番はチヨかしら。
何というか、まあ色々と縁がね。随分とホウオウ様にも気に入られているみたいだし。

20.師匠にしたいトレーナーはいますか?
竜の穴でお世話になった竜使いさん達は師匠ともいえるかしら。

21.戦闘は速攻派or粘る派?
耐久型は使いこなせない…って中の人が言ってるわ。

22.ポケモンに持たせるアイテムはどの様な物が多いですか?(木の実、ステータスUP系など)
今度フロンティアに挑戦しようと思うのだけれど、何がいいのかしら…?

23.ポケモンをゲットする際、使うボールは何ですか?
黙ってモンスターボール!

24.現在の所持金(貯金含む)は幾らですか?
いくらだったかしら…最近結構使っているような気も…

25.最後に、ポケモントレーナーとしての今後の目標をどうぞ!
もっと色んな土地の色んな文化が見たいわね!
…あまりトレーナーとしてって回答じゃないわね。

// [2010.12.03]
豹変バトン
【豹変バトン】
指定→ペシュ(ココロモリ♂)

1:みつめられる
好→「うん?」 (じっと見つめ返す)
嫌→(分かりつつ気づいてないことにしておく)

2:頭をなでられる
好→「ふわぁ〜///」
嫌→(無言で払いのける)

3:甘えられる
好→「わあ、キミだけはずるいよ〜!」(甘え返す)
嫌→「ちょっと離れて」

4:二人きりのディナーに誘われる
好→「じゃあ交換条件でボクのワガママも聞いてくれる?」
嫌→「え〜?」 (露骨に嫌そうな顔)

5:煙草の煙かけられる
好→「むう…いくらボクでも許せるものと許せないものがだね」
嫌→「急所に当たれえっ!」 ▼ペシュのエアスラッシュ!

6:抱きつかれる
好→「ボクもお返し〜!」 (抱きつき返し)
嫌→「はいはい離れて」

7:突然キスされる
好→「やったなあ〜!」 (キス返し)
嫌→「生憎キミにやるキスはないよ」

8:「今日は帰さない」
好→「そう言ったからには期待してもいいんだよね?」
嫌→「寝言は寝てる時だけにしてよ」

9:「消えて」
好→「ん…あの、また気が変わったら声掛けて…ね?」
嫌→「キミが消えれば万事解決すると思うんだけど」

10:手を握られる
好→「えへへっ♪」 (握り返す)
嫌→(無言で払いのける)

11:急に殴られる
好→「う…ご、ごめんなさっ…」
嫌→「ふざけんな」 (全力で殴り返す)

12:「おごってあげる」
好→「わっ、ありがと〜!」
嫌→「そんなことしても何も出ないよ?」

// [2010.11.16]
なりきりバトン
★なりきりバトン★
*ルール*
漫画・アニメ・小説・ゲーム等のキャラ・オリキャラ・芸能人などになりきって答えてください(^∀^)b

指定:ブラックパーティの誰か

1、あなたの名前は?(作品名なども明記)
エンブオーのロースです! クロたまと一緒にイッシュ地方を旅してるんだよ!

2、男ですか?女ですか?
ちちちちょっと種族柄重量があるだけだもん! 女の子だもん!!

3、どんな人たちと、何をしていますか?
クロたまとパーティのみんなと、時にバトルして時にゲットしてって感じかしら!
今までも色々あったけど〜…まあ、話すと長くなっちゃうわね。

4、特別に好きな人はいますか?理由もお答えください
ほっ他の人には内緒よ!? …ロースはクロたまが大好きだったりするのよ!
だってクロたまのお陰でみんなに出会えたし、色んな場所に行くことができたんだもの!

5、特別に嫌いな人はいますか?理由もお答えください
うーん、強いて言えばクロたまが嫌いな人かな…クロたまの敵は私の敵でもあるのよ!
ほら例えば夏の観覧車でクロたまに言い寄ってきたあの山男……

6、アナタは悪役ですか?
クロたまは常に正義なのよ! だからロースも正義なの!
でもそうね、クロたまが悪役になるってのなら私も……ううん何でもない。

7、何か目標などはありますか?
クロたまのお嫁さん! …は多分無理だから、ずっとクロたまのパートナーでいたいわね。
どんなに仲間が増えてもナンバーワンはやっぱりロースだ、って言わせちゃうんだから…!

8、7であると答えた方、何でそれを目指しているのですか?
何でもなにも、乙女の願いはいつだって大好きな人の幸せなの! …ってコロネが言ってた!

9、今まであったことで一番思い出深い事は?
一番、ってのは難しいわね…私もクロたまも色々あったもの。
でもやっぱり、クロたまと出会えたことが一番なのかしらね。

10、アナタは今、幸せですか?
もちろん毎日楽しいよっ!

11、好きなこと、ものは何ですか?
クロたまとバトルしたりー、クロたまとヒウンアイス食べたりー、クロたまと(以下延々と続く)

12、嫌いなこと、ものは何ですか?
湿気の多いところはあまり好きじゃないかしら。

13、あなたはどんな格好をしていますか?(髪の色、服装など)
うーん、進化してから段々ずっしりと……
私もコロネやペシュみたいにクロたまに飛びついたり抱っこされたりしたいいいいい!!!

14、最後に一言何かありますか?
ブタはハズレだって言った人爆発しろ! …ハッなんでもないのよ。

15、このバトンをまわす、なりきりが上手そうな人、やりたそうな人を5人。
アンカーで! ありがとでしたー!

// [2010.11.13]